Q4 視覚に配慮した学習用具は、どんなものがありますか?

 ノートは、枠線を水色などのペンで引いて見やすくするとか、罫線2行分を1行として、補助線を引くなどして、書きやすいマスの大きさや行の太さにします。また、鉛筆やシャープペンシルの芯の太さも自分に合った物を選ぶとよいです。書きやすさと書いた後にきちんと読めることが大事です。また、補助線を引くのが大変な人には、弱視用として市販されているノートもあります。 小学校で使うことが多い文房具として、三角定規や30㎝定規、分度器やコンパスなどがあります。最近は市販の物でも、目盛りをなぞったり印を付けたりして、コンパスは鉛筆を挟む代わりにペンを挟んだりして、ちょっとした工夫で使い易くなることがあるので、いろいろ試してみると良いと思います。本校は、名古屋市港区にある「名古屋盲人情報文化センター」を紹介しています。そこでは、様々な視覚に配慮した学習用具が販売されていますので、ぜひ一度行ってみてください。

 

2015年10月01日